猫のイラスト:酔っ払った猫
酔っぱらった猫(ネコ/ねこ)のイラストです。
もしも、人間のおっさんが酔っぱらって女性に絡んだりすると「最低!」なんて横っ面に張り手を喰らったりして嫌われたりしますし、場合によっては「セクハラ」や「痴漢」などの犯罪にもなったりもしますから、お酒を飲んだ時は十分に気をつけたい所ですが、もしもそれが、おっさんではなくて、猫ならば、女性も「あら可愛い♪」なんて言って許してくれるような気がしますね。
そう思うと、猫になりたいです。おっさんにはなりたくないです。
猫はマタタビで酔っぱらう?
まぁ、猫は、おっさんみたいにお酒を飲んで酔っぱらう、なんてことはないでしょうから女性から嫌われるってことも無いのかもしれません。
しかしながら、猫だって酔っぱらう時はあるのですよね。そう、マタタビ。マタタビがあれば猫は酔っぱらってしまいます。
しかしあれ、本当に人間にとってのお酒と同じように酔っぱらっているのでしょうか?マタタビは猫にとって、お酒みたいなものなんでしょうか?
気になって調べてみました。
マタタビに含まれる「マタタビラクトン」「アクチニジン」「β-フェニルエチルアルコール」という成分に猫が反応してしまうようです。
客観的に見ると、お酒で酔っぱらったように見えるんですが、実は「性的な興奮をしている」なんてお話もあるようです。
なので、猫にとってのマタタビは、「お酒」と言うよりも「媚薬」に近いのかもしれませんね。
まぁ、人間にも居ますよね、お酒が媚薬のような役割をしてしまう人って。
猫によって効き目がちがう
興味深いのが、人に「お酒が強い、弱い」があるように、猫にも「マタタビに強い、弱い」があるようです。
ほんのちょっとのマタタビでも、ものすごく酔っぱらってしまう猫もいれば、いくら与えても、ほとんどシラフの猫もいるんだとか。
個人的には、マタタビで「フニャフニャ」となってしまう猫は可愛いと思いますから、ちょっとくらいは酔っぱらってほしいと思ったりもします。
マタタビ以外でも酔っぱらう
ちなみに猫が酔っぱらってしまうのはマタタビだけではないそうで、他にケイガイやイヌハッカ(キャットニップ)なんかがあるようです。
こちらのブログによると、お寿司に付いているガリや野菜ジュースのパックなどでも、似たような興奮状態になってしまうとか。面白いですね。
キウイフルーツもまたたび科ということなので、きっと猫はキウイフルーツでも酔っぱらうのではないでしょうか。
なんて思ったら、デイリーポータルZさんで実験されてるようですね(笑)
猫はキウイで酔っぱらうか(デイリーポータルZ)
実験では、キウイフルーツの実では反応せず、枝や根で酔っぱらったようです。
猫以外も酔っぱらう
マタタビで酔っぱらったようになってしまうのは、猫だけではなくライオンやトラ、ヒョウなんかのネコ科の動物は、同じように反応するようですね。
百獣の王と呼ばれるライオンがマタタビを与えられたとたんに甘えん坊みたくなっているのをテレビで見た事があります。
与えすぎると危険?
確かな情報ではないのですが、マタタビでリラックスできる、という情報とは全く逆の、与えすぎると猫にとっては、良くないなんていう情報も出てきます。
まぁ、お酒も適量なら長寿の秘訣なんて言われたりして調子の良いものですが、飲み過ぎると毒ですからね。このあたりはマタタビに限らずで、度を超すと、どんなものでも体に悪いのではないでしょうか。
毎日毎日忙しい中で、緊張ばかりしていると、心も疲れてくるので、時々はお酒を飲んで酔っぱらってリラックスしたいと人間が思うように、毎日毎日、寝て食べてゴロゴロして、ストレスフリーに過ごしているように見える猫でも、きっと酔っぱらってリラックスしたいと思う事があるのでしょうね。